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zoom RSS なぜスマートフォンはiPhoneみたいな形状ばかりなのか・・・誰でも想像できるネタ

<<   作成日時 : 2016/10/16 09:14   >>

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なぜ○○なのか?という考察は最近軽くなったなと感じる。昔は、もう少し科学や技術、コストなどを多面的に示していたが、このところ書籍でもたくさんある「なのか?」系は、客観的な事実より、想像で描かれる。このBlogのようである。

ちなみに、タイトルのIT Mediaの記事もやはり、そういう内容だった。過去の製品を描き、それが今これだからという内容である。これだと、いくらでも見方ができるが・・・
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1610/15/news013.html

ちなみに、本来ならこれはiPhoneの歴史から考えた方がよい。なぜなら、それを置き換えるだけの魅力があったと考えられるからだ。

<何故iPhoneはキーボードを廃したスマホを作ったのか?>

を考えた方が、今スマートフォンにキーボードがなくスレート型が多いのかは分かるかもしれない。そもそも、iPhoneは、iPodの延長線上に生まれたAppleのOS資産を生かすためのハードウェアデバイスだった。90年代後半にAppleはMacOSをオープン化して、他社がMacOS搭載のPCを販売するレベルまで窮地に陥った。一時期は、Microsoftが再建を支援するのではないかとさえ云われたのである。

しかし、それは今では誰もがご存じの故スティーブ・ジョブズ氏の復帰によって、改善した。
彼は、古びたMacOSシリーズ(漢字TALK含む)のサポートを一気に終了させ、NeXTSTEPの系譜を持つカーネルにすべて置き換えるという所業を成し遂げる。それが、MacOS X(マックオーエステン)シリーズの始まりである。そもそも、ジョブズが戻れた理由は、このOSを設計開発してたNeXT, Inc.がスティーブ・ジョブズの会社だったからである。それをAppleが買収したことで、その先にジョブズがCEOに戻る道が開けたといえる。

そして、オープン化していたOS事業はすぐに終了させ、今のMacOSはApple製品でしか動かないという状況に戻した。さらに、スケルトンボディーのiMacなどを開発していくとともに、これまでOSとは無縁だったiPodのような携帯音楽プレーヤーにもOSを搭載することを決断し、それを成し遂げる。それが、iOSである。

当時も既にスクリーンキーボードはあったが、基本的にはマウスジェスチャー製品が多かった。それを携帯電話に表示されている液晶画面上のタッチパネルでやることにしたが、Appleである。そうなると、スレートになり画面は大きくなる一方で、テンキーやキーボードはいらなくなる。キーボードをいつも使うわけではないなら、無くしてしまえという発想である。

何より、スクリーンキーボードは物理キーボードと違って、自由なインターフェースを設計できる。画面の上部に配置することも、10キーベースにすることも、QWERTYベースにすることもできる。数字の5等に突起等はないため、目で見て操作しないといけないという欠点はあるが、インターフェースの改良で使い勝手はより最適化できる訳だ。

そして、当時はキーがないことは凄いことで、新しく見えた。その結果、爆発的に売れることになった。


<他社が追従した理由>


あなたが、携帯電話の製造販売業者のトップで、今まで携帯も販売してこなかった事業者が、あっという間に400万台変な形の携帯電話を売ったら、どうするだろうか?考えてみるとよい。後は、その潮流が生まれたときに消費者は文句を言いながらも何を選ぶかというだけの話だ。特に、年齢を重ねて技術に追いつけない人がいる一方で、今日生まれる子供のような無垢な人々は世の中にどんどんあふれてくる。そういう人々が、望むのは・・・そういう新しい使い勝手である。

人々はスマートフォンのデザインは何故全部同じなのか?不満だというが・・・その一方で、買われるのスマートフォンの方が多いのは何故だろうと考えると、その辺りは見えてくることだ。

よく考えるとよい。他の製品がないからだろうか?いや、ゼロではない。日本では、ガラホと呼ばれる携帯スタイルのスマートフォンもある。しかし、それらが凄く売れているわけではない。月額料金が・・・それなら、普通の携帯電話をスマホに買い換えるような愚策はしないだろう。携帯電話が壊れても、中古の携帯はあるし、まだ普通の携帯もドコモなどが販売している。

即ち、売れるからスマートフォンになった。そして、これに変わる大きな潮流が現時点では不在だからだ。
スクリーンキーボードに変わる技術は、物理キーボードしかない。レーザー透過キーボードや、ホログラフィックなどのキーボードはiOSが物理キーボードを置き変えたほどの利便性を持たない。なぜなら、スマートフォンの中で既にタッチキーボードがあるのに、外側にわざわざ投射して、タッチキーボードを使う理由はないからだ。もし、キーボードが必要なら、物理的なキーボードを持ち歩いた方がブラインドタッチができるという利点が生きる。
投写型キーボードはどうやっても、画面以上に大きなスクリーンキーボードにしかならない。だから売れないのだ。

<ネクストステージ>

これは、スマートフォンが携帯のスタイルに戻らない理由でもある。結局スマートフォンが必要ないと思う人は、携帯から移ることはないが、スマートフォンの何らかの機能に惚れた人は、携帯には戻れない。たとえば、動画が大きな画面いっぱいに表示できるとか・・・そういう機能性があれば次もスレートを選ぶ。

そして、タッチキーボードにしたことで、スレート以外のスタイルは提案がしにくい。MEDIAS Wのような製品が売れなかったのはそういうことだ。今でも売れるかどうかは分からない。まあ、日本でしか売っていなかったこと、性能が当時はまだ十分ではない時代だったことを考えると、もしかすると今なら多少需要があるかもしれないが・・・。
唯一成功していたのは、Galaxy Edgeのようなスクリーンの端を液晶にして、という技術だ。

今後、目指すのはたぶん全面液晶や両面液晶、分割液晶などでの勝負になるだろう。だから、有機EL(OLED)がといわれるわけだが・・・


<今一番選ばれるのは価格>

大半の人は今では安ければ、別に液晶が湾曲している必要などないと思っているかもしれない。これは、iPhone/iPodがもたらした革新のように凄い物ではなく、あくまで使い勝手やデザインにワンポイントをプラスした物である。
それらは、実は高性能や高機能という差別化をするにはよいが、全部を置き換えるほど魅力的なものとは限らない。

即ち、スレートが今では最も価格的売れる商品であり、買う側もそれを理解して買っているのだ。ただ、日本国内の場合は、普通の3G携帯電話が高性能だったこと。月額の利用料金も安く収まっていることから、未だに携帯の需要が堅調である訳だ。まあ、ここに来て、携帯そのものの新機種が出なくなり、ソフトバンクやKDDIのように完全に手放し始めている会社もあるので、もう置き換わるのは時間の問題だろうが・・・。


この流れで見れば、いわゆるハード操作(固定された機能)が基本だったものが、ソフト操作(オペレーティングシステムである程度汎用的に構成を変更できる)になっていったわけだ。その中で、操作の根底をなすHID(ヒューマンインターフェースデバイス)が、タッチパネルとOSによって提供されるキーボードになったことが、スレート化に向かった最大の理由である。

そして、今その最大の理由を覆せるような商品はまだない。もし、それが出てくるとすれば、音声アシスタントや脳波コントロールのような技術になりそうだが・・・それでもデザインが変わる時代が来るかというと、たぶん難しいだろう。これは、結局最終的には何もない平らな場所に、何かを疑似表示した方が、何にでも使いやすいからだ。

それだけである。後は、液晶の範囲をもっと本体全域に広げていくか?それとも、片面のままかなどになりそうだ。強いていえば、MEDIAS Wのような本のような製品など、折りたたみなどによって液晶の大きさが変わる製品がどこまで出てくるかだろう。


尚、これで携帯電話のようなテンキーやキーボード搭載品が今後完全に駆逐されるかというと・・・それはない。ある程度は、テンキー付きや単機能のベーシックフォンの需要はある。仕事などで、情報漏洩が心配だから、高機能を求めないといった需要もあるわけで・・・そういうものはある程度残るだろう。

<常識を覆す技術はそう簡単に生まれない>

今ある技術を革新するというのは、実はハイテク産業では難しい。まだ、衣食住の方が芸術センスなどの移り変わりがあるため、流れが変化するケースが多い。何故、テクノロジーでは生まれにくいのかというと、それはテクノロジーは便利なものに進化したときに、人が飛びつくからである。

単にデザイン性で飛びつくのではなく、基本的には機能や能力が、これまでの製品を遙かに凌いだときに、爆発的に売れる。爆発的にうれる商品が、たまたまデザインとしてスレート(石版)型でしかも、その形が技術革新を示したなら・・・当然その流れを変えるには、それに変わる大きな技術革新が必要になるとそういうことだ。

まあ、私自身はスマートフォンという名称での技術革新はやってこないのではないか?と思っている。
携帯電話として見るなら、今やスマートフォンは完成された物だ。これを、置き換えるなら、ベーシックフォン、フィーチャーフォン、スマートフォンとは違う別のカテゴリ名称をつけるのが妥当だろう。





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