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zoom RSS サウジとソフトバンクが巨大ファンド テクノロジー投資推進・・・潮目は大丈夫?

<<   作成日時 : 2016/10/14 16:41   >>

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ARM Holdingsの買収は、賭けとしてはぎりぎり容認できる内容だったが、あの決断の後になっても社債は売れなかった。この産油国サウジアラビアとソフトバンクのファンドは、サウジは石油依存脱却を狙っているのが見え見えだが・・・ソフトバンクは・・・今、ファンドを作るというのが何とも評価が難しい。まあ、既にこの2年ほどでソフトバンクは投資会社になり始めていたので、今更ではあるが・・・今回の大口投資の決断はちょっと賛否が厳しい方に傾くかもしれない。
http://jp.reuters.com/article/saudi-softbank-idJPKCN12D35J

<現実は困難な問題>

問題は、これを本当に、主軸として大々的に展開しても大丈夫なのかという点である。特に、テクノロジー投資推進というのが、半端ではないほど危険な香りがプンプンする。テクノロジー系のベンチャーは、好不況の分かれ目で、突然倒産することも多々ある。また、AppleのiPhoneのような製品や、Facebookのようなアイデア企業はそうそう登場しない。そのため、ここに来てハイテク・ソフトウェアの将来像が人員削減などに向かい始めているわけだ。

さらに、逆風なのは、電通やFacebookの広告費問題である。水増しと不正請求の疑いが発覚したことで、無料提供と広告収入で儲けるビジネスに、不透明感を漂わせ始めた。それに加えて、大口のファンドはこのところ、目標に届かない事業者も多い。

そう考えると、大きいことがよいこととはいえない。大手ヘッジファンドのAQRキャピタル・マネジメントなどは、ファンド事業以外にも今は参入しているのは、結局金利が安く緩和状態でも、将来性がある事業は見つけにくいという状況にあり、大口ファンドは、株価も上がらず、収益も最高益を出す企業も減っている状況に苦慮しているからである。これは、日本で銀行の当座金利がマイナスになっても、投資先がないのと似ている。

そもそも、大きな資金を必要とするテクノロジーは大企業であり、成長性があるかは微妙だ。一方で、実際に成長する可能性があるのは、中小企業である。それらには、実はわずかな投資でよい。考えてみると、近年大口が勝てないのは、中小の方が成長性を持ち、大企業は世界市場が広がらない現実において、投資の回収はできても、回収以上の儲けを出すのに苦しんでいるからである。


<サウジとのつながりは資金か?>

では、何故サウジか・・・それはたぶんこの日経の記事に答えがあるのだろう。即ち、資金繰りがやばいので、兎に角何か大きなことをしてでも、人々の注目を浴びることと、資金を集める必要があると見たのだろう。
これは、2009年のAMDが、分社した半導体製造事業にアブダビの投資会社(ファンド:Advanced Technology Investment Company)が出資し、GLOBALFOUNDRIESを作ったのと似ているが、性質は違うように見える。

どういう契約をサウジと結ぶのか知らないが、サウジがもしも一定の資金をソフトバンクグループの投資会社に与えるとしたら、今行っている投資事業を拡大するとともに、社債では補えない資金繰りをなんとか、補填するつもりかもしれない。
元々、ソフトバンクグループは、投資事業を一昨年頃から本格化させており、それをサウジと分けるなら、その事業へのサウジの投資が生まれることで、グループ本体にお金が入るからだ。
そう見れば、ある程度理解できる。


では、他には・・・と考えると、いわゆる賭けや運だろうか?

今から、景気が一段上がると考えれば、今が底値で安い企業がたくさんあるとみることができる。確かに孫正義は買収のタイミングなど商才としてのセンスはよい。ただ、アリババの株を手放した時もそうだったが、アリババ株では引き際をぎりぎりまで読み切れていなかった。

即ち、アリババ創業に出資したという運の良さとセンスと資金はあったが、ファンドとしては詰めが甘かったわけだ。そのような詰めの甘さをもっていて、これからも成功するとは限らない。いや、むしろ、このところは発言する内容と、実際の成績が落ちつつある。厳密には、売り上げなども増えているが、ある程度処理の先を見据える前に、次の投資案件を始めてしまう病気が出てしまい世間から乖離し始めている。


まあ、元々彼自身や彼の周りも、彼は大風呂敷を広げると株主総会などで述べている。だから、引退するまで当然これは続くことになるだろうが・・・。失敗して引退するかそれとも、ぎりぎりの大風呂敷を広げ続けて、なんとか引退までこぎ着けられるか・・・ちょっと微妙なところを突き始めたように思える。

ちなみに、以下はソフトバンクグループの財務である。財務から見れば、ファンドを作らなくても、堅実に、やっていけるはずだが・・・ファンド事業は気をつけないと、丸ごと足下を掬われてしまう可能性もある。特に、大口は何故今なのかがやはり凡人には理解ができない。まあ、ハイリスクの方がハイリターンだが・・・。米国のモバイル事業も中途半端、ARMも買収したばかりという状況でこれは・・・いくら優秀な人材が下にいたとしても、ちょっとした景気の潮目で、崩れかねない。サウジと作ることも考えると、ちょっとご乱心か、何か財務上の補完関係があるようにしか見えない。
http://www.softbank.jp/corp/irinfo/financials/results/highlights/






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