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zoom RSS Androidスマホは未だ中途半端・・・忍び寄るiPhone7

<<   作成日時 : 2016/09/12 11:15   >>

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以前、こんな記事を書いた指紋認証、防水防塵、FeliCaなどを搭載したスマートフォンでAndroid、4インチ台を探すと、選べるほど機種がないという話である。

今もそうだが、未だにこの条件を満たす機種は、Z5 Compactしかない。今回iPhone7が防水と国内でのFeliCa対応を決めたことで、差はワンセグぐらいになってしまった。まあ、Android専用のアプリを大量に使っている人は、iPhoneに移ることもないだろうが、国内のAndroid市場には寒風が吹き荒れそうだ。


<日本メーカーの失策>

SHARPは鴻海傘下に入ったことで、これからスマートフォンの出し方も変えてくることだろうが、SHARPの失敗はキャリア専用機に拘りすぎたことだ。Xperiaのように機種を統一して電波の違い以外は、同じ筐体にしていれば、SHARPは確実にシェアを国内外で取れたことだろう。

特に、指紋認証などを搭載した上位モデルは、ドコモ、ソフトバンク、Auで搭載されていたりいなかったりする。日本では、Docomoが提唱したおくだけ充電(Qi)は、ドコモばかりで製品化され、そして消えていった。海外では、今それ対応が生まれている。


ソニーはグローバルに拘り、ライバルをサムスンとApple・・・中華系ベンダーなどと捉えているようだが、ライバルを絞れていない。正直、日本と欧州でのシェアを持ってきたソニーが、その市場にあった製品を出しているかというと、出していないように見える。しかも、この1年だけで見れば、一貫性を失いつつある。Appleやサムスンを意識しすぎていることと、予算にも限界が見られるのだろう。

富士通は、超ハイエンドをこれまで出しては失敗してきた。今その路線を見直し始めたことで、メーカーとしての立ち位置が微妙になっている。薄らいだというべきか・・・。格安スマホ、日本機能付きなら外資でも出来るだろう。これから、ASUSなどと競争していけるのか不安である。
らくらくスマホでやっていくならそれでも良いが、この会社はPC事業もそうだが、自社で独自に設計したものが多すぎて、正規サポートが終わった後に、個人で何かしようとすると、ドライバが手に入らないなどといった問題も多い。スマートフォンの高性能品はアッチッチ(熱い)だったり、止まったり・・・超高性能なのに使えないと揶揄されてきた。通称・不治痛(不治の痛みと富士通を掛けたもの)は、笑い事ではない話だった。

これの原因は、一貫性がないからだ。1年や2年同じようなハードを使い。その後次に流れる。その結果、保守コストが嵩むので、前の製品保守を止める。さらに、部品を変えれば、再び製品精度(ソフトウェアの信頼性)が下がる。負の連鎖である。だから、今は製品のレベルを落としてしまった。

スマートフォンが本命の企業はこれぐらいである。京セラなど他にもあるが・・・これらの企業とは少し趣が違うので、外す。


これに消費者の求める使い勝手に関する、インスピレーションの無さも光る。

バッテリの交換が可能な機種も、LGやASUSなどが採用し始めたが、日本メーカーは手を出さない。デザイン性ばかりに拘り、AndroidがiPhoneと差別化や他社との差別化で勝てるかもしれない戦略は採らず皆一本槍で直進する一方である。成らない香車みたいだ。国内メーカーは目指すのはiPhoneやGalaxyに勝つことになりつつあり、弱さが目立つ。

結局、大手キャリアが国内のメーカーとの共同開発費を減らしたことで、日本向けのフィードバックが弱っているのだろう。その結果、グローバルな製品と同じものを後追いで作るしかなくなっていることと、キャリアに支えているメーカーは、キャリアの言いなりでそのキャリア専用機を作っているから、量産効果と大々的な機能の普及率向上が進まないのだ。要は、その場限りになる。

そうする間に、Appleは日本市場で得た事業成功を、製品に反映させ始める。AppleはAndroidで過去に一度投入されApple自身が駆逐したか、今でも評価される良い機能を、毎年1つから2つずつ搭載していく。

日本は真逆で、国内のシェアを落とし始めたことで、海外と同じものを作るしかない状況になったと思われる。
そのときだけ、そのキャリアだけの中途半端な製品ばかりを作り続けた結果、逆転攻勢に出る予算がもう下りない時代になりつつある訳だ。

Appleの戦略は明確である。5インチ台を1機種、4インチ台を2機種投入し、4インチ台は一方を廉価品と共通にすることで、適度な大きさを求めるユーザーを全方位で囲い込む。しかも、それらを同時に発売し、毎回製品の差を決めた範囲内に止めることで、ブランド価値を高めている。これの強みは、設計コンセプトの見直しも少なく、安く製造できることにある。毎年同じようなデザインで作り、数年毎に刷新をするぐらいなら、信頼性も高まり評価も安定する。
そして、それに成功しているのだ。だから、世界市場で2位の地位を維持できる。

一方で、国内のスマホメーカーは、去年出したものの後継は来年には・・・消えてはいないが同じとは言えない。場合によっては、去年の製品より確かに高性能だが、この機能は不人気で省きましたということもある。一貫性はなく、継承性もない。だから、2年3年経過すると・・・どれを買うべきか迷うようになる。
そこに、iPhoneが見えるとそちらに流れる。日本ではある程度の一貫性を持っているGalaxyが竹島問題以降、あまり評価されないため、iPhoneの方が価格的な優位性もあり選択されてきた訳だ。

そして、今もこの一貫性の無さとGalaxyの弱さがAndroid市場に影を落とす。(まあGalaxyシリーズはリコールによって今後海外でもシェアを多少落とすだろうが・・・)

これに、世界市場で大量に新機種が出回る訳だ。日本ブランドは高いだけで、個性の無さが光ってしまう。ちなみに、日本で出荷される機種は北米市場や欧州市場、アジア市場で出荷される機種に比べて少ない。


<誰が何を求めているか?最上位ブランドとは何か?>

これは、テレビ販売と同じ状況だ。売れないから安い製品を作り、その際に質も落とす。質を落とすと、ライバルが質の低いアジアなどの新興メーカーになるため、シェアは増えても、利益は下がる。利益が下がれば、開発費も減る。するとブランドイメージが下がる。開発費が減れば、斬新な機種は減る。
結果的に、撤退に追い込まれる。ハイエンドはどれも同じような製品を出す。消費者が求めるものではなく、これがハイエンドですと示して売るのだ。技術者が素晴らしいと自己評価したものを売ったり、他社で売れているものと同じものを売ろうとする。そうして、消費者は逃げていくから、継続して同様の品は作らない。

そういう構図だ。
果たして、今どれだけの人が5インチ〜6インチのスマートフォンを欲しているか?そんなに沢山の機種を同じサイズで出す必要があるのか?一方で、どれだけの人が、iPhone7のような小型で機能性に富みパワフルな製品を求めるか?技術者の人には考えて貰いたい。そして、形勢逆転を目指して開発予算を奪って欲しいと思う。

バッテリが交換できれば、ユーザーはそれを選ぶかもしれない。そのバッテリにPMA/Qiが搭載されているなら、交換後に本体がなくても、単体で充電できるだろう。バッテリカバーにバリエーションを与えることで、デザインを変えることも、プラボディーを金属ボディーにすることも出来たならそれは面白い。初期モデルは、裏カバーは金属ではなく安いプラでも・・・オプションでアルミニウム等に簡単に変えられるなら、高級感も追加出来るかもしれない。(本来、金属パネルはプラに比べて柔軟性がないのでプラと同じようにはめ込むのは難しいが、そこが革命となる)

技術というのはそういうスタイルで革新するのだ。
トレンドは目に見える延長線ではなく、そういう違った視点・場所から生まれてくるのだ。


<技術は継承されてこそ、多くの人が評価する>

Xperia Z5 Premiumでは、4Kディスプレイまで搭載したが、結果的にそれはそれで終わった。確かにバッテリの問題や発熱への影響などがあるため、4Kはスマホに載せるほどではないだろう。しかし、それを続けていれば、いつか克服されるだろう。それが、最終的にトレンドになることもあり得る。批判を受けたから止める、売れないから止めるのではなく、批判を受けたらそれを克服してあってもなくても変わらない。なら、あった方が良いじゃないかと売ればそれは強みになる。

これに加えて、もっとユーザーの利便性を高める機能やハード特性を加え続ければ、日本ブランドは市場を取り戻すだろう。しかし、今国内メーカーのAndroid製品がやっているのは、ある製品を出してみては、あまり売れないから次はこれを外そうとか・・・そういう話である。まるで、大規模市場テスターのようだ。

一進一退があるのはある程度分かるが、現状は一進一退どころか、一進二退や三退である。その退いている間に、海外の企業が、この市場にライバルは減ったが、ユーザーニーズはあるとみて、食い込む。そんな状況である。
もう少し、腰を据えて耐え、新市場を作ることと、新しいユーザービリティを開発し、それを継続的に普及させることも大事だろう。


何事も最初から成功することはない。
時間を掛けて、継続的に続く製品を出し続けて欲しいものだ。

これは、航空機を開発しているMRJでも書いたが、最初に出す製品が失敗だから、投資を止めれば、その時点で投資分の回収はない。赤字のままで終わるのだ。では、一世代目が売れなくとも、二世代目でさらに進化させ、三代目でもっと進化させたらどうだろうか?もちろん、赤字かもしれないが、ユーザーが徐々に付いてくるなら、きっともっと投資を呼び込み、いつか爆発的に売れるだろう。

今後、OLEDも輝度や焼き付きの問題などを裏腹に、世界で増えていくだろう。そのときに日本メーカーは、LCDのままで長寿命を理由に攻めるという手もあるし、OLEDに乗るのも手である。日本メーカーはこういう面でも単に乗り遅れまいという発想しかないはずだ。そこに、ユーザーに強さを説明できるだけの価値はあるか?
これでしか出来ない製品か?いまは売れ行きが悪くても、少なくとも次やその次世代も必ずそれを踏襲する覚悟かを、示せる品を出して欲しいと思う。少なくとも、二世代か三世代ぐらいは継承しないと、良い物として定着することはないのだから。

間違っても、一世代で終わらせると故障時などの部品コストや部材調達コストが上がり、保守が短くなることがあるので、やってはいけない。


<日本は既にアウェイだからこそ・・・>

日本はAndroid陣営にとって既にアウェイである。今から巻き返せるかどうかは正直、分からない。しかし、まだチャンスはあるだろう。それには、地道なステップアップと、搭載した機能を数世代維持する努力が必要であること。後は、サイズバリエーションを、一定に保つことだ。

それを続けて尚且つ、一つでもAndroidにしか出来ないことを、追求して追加していけば、きっと徐々に売れるだろう。それをしなければ、2020年のオリンピック頃には日本ブランドのスマホは絶滅間近か、絶滅しているかもしれない。結局は、日本である程度の市場を持たないと、足がかりを失い海外での市場も取れないからだ。

尚、アウェイムードにしている人にも、考えて欲しいことがある。
iPhoneが素晴らしい、Androidの機能を食ったというのは、簡単だが・・・あなたがもし、Androidを選ぶとしたら、どういう点を改善して欲しいか考えてほしい。また、iPhoneに足りないものが本当にないか、確認して欲しいと切に願う。評価に、完璧はない。自分が使っている製品でも悪い点は批判し、良い点は褒めるものであり、多くの製品を見てこなければ評価は出来ない。そういう評価をしてこそ、次の世代にフィードバックを求めよりよい物が作られる。

日本は、Apple製品に拘るあまり、そういう純粋に競争して進化していく部分を、求めなくなっているように思う。結局Androidにあるものを、Appleが搭載するだけに留まっているのに対して、Androidの価値はもうないかのような記事が出るのはそこにあるのだろう。

新しい技術や今欲しい技術を自分で考えることも出来ない人が増えているのだ。
それは、技術者にもあるのかもしれない。技術は、勝手に作られるものではない。社会が求めて作り出す物だ。本来は、欠点をちゃんと上げて、ここを改善すれば上回るという部分をもっと広めるべきなのだと思う。

単に、こっちの製品が明らかに進化して、あっちは涙目になっているという話ではなく、前向きに改善や成長に繋がる批判が必要だと思うのだ。それこそ、市場の成長に繋がるのだから。













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