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zoom RSS エアコンの電気代節約術とは何か?

<<   作成日時 : 2016/08/04 09:59   >>

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マネーゴーランドというサイトの記事がMSNに載っていた。エアコンの電気代節約術について書いてあったのだが・・・全く理屈もなければ、面白味もない常識しか書かれていなかった。

<除湿と冷房の違い>

例えばエアコンの除湿と冷房は何が違うのかという点・・・。どちらも使っている技術は同じである。除湿の場合は、除湿性能を上げるため、ヒートポンプ効率を引き上げる(エアコン内部の温度を可能な限り下げ、飽和水蒸気を取り除く)、一方で風量を抑えつつスイングなどを行い部屋全体の湿度を抑える。定期的に運転を停止したり、送風機能を使い温度を設定前後に保つというのが一般的だ。

また、一度空気を冷やし飽和水蒸気を抜いた後、今度は暖めて湿度を下げる再燃除湿の2つがある。

前者は、ヒートポンプの消費電力は高めに推移するが、サーキュレーション(エアコンファン)の稼働は抑えられるケースが多い。また、ヒートポンプも停止時間が生じることがあり、それが電気代の節約に繋がるとされてきた。ただ、近年は梅雨時期など湿度が極端に高い場合を除けば、ほとんど電気代節約の効果はない。あくまで、温度を下げるのが嫌なときに向く設定である。

後者の場合は、冷暖房を行うため、定常でも電気代が若干高く推移するという欠点がある。その代わり除湿性能は極めて高く、カラッとなるのが特徴だ。エアコンのランドリー機能やカラッと除湿(日立の場合)などではこれが使われる。

<除湿は外気温が高いと逆効果>

ここで気になるのは、除湿は電気代が安いという話が過去には言われていたことである。
これは、事実で実際に除湿は、その昔冷房より圧倒的に電気代が安く抑えることも出来た。その理由は、運転が止まる仕組みがあったからだ。これは、今の高度PAM/インバーター制御では冷房でも除湿でも使われるが、15年以上前のエアコンは、この制御段数が少なかった。20年前だと2段しか切り替えがなかったものもある。

30年前だとオンオフだけで、エアコンの電源を入れると18度ぐらいまでずっと温度が下がり続けた。
それに対して、除湿機能が付いたエアコンでは、一定の温度になると送風や停止に切り替わっていたため、その分電気代が抑えられた訳だ。

ただ、除湿は温度設定を下げすぎると、その温度より遙かに冷媒の温度を下げて、空気を冷やさなければならない。しかも、低すぎると停止時間も短くなる。そのため、除湿で18度など最低温度まで設定すると、電気代が逆に高く付いてしまうこともあった。今でも除湿にはそのような特性があり、一般に常温湿度が60%以上で外気温-2度〜3度程度だと効果的に機能する。一方で湿度が55%を下回り、外気温-5度を超えると効率は悪くなる。また多くのエアコンの取り扱い説明書には、除湿などの効率的な使い方が書かれている。


一方で冷房は、この30年で凄い進化を遂げた。当初の冷房はオンとオフだけだった。20年で2段から3段になり、15年で数段になり、5年〜10年で凄まじい程に段数は増えた。これによって、電気代は最小で数十ワットに抑えられるようになった。ただし、初期稼働の最大電流量は昔より増加している機種もある。

だから電気代節約には使い方は重要なのだ。


<風量が電気代削減のキモ>

エアコンの消費電力を抑える中で大事なのは、風量と温度設定である。温度設定は28度とか、外気温-2度とか言われているが、今や外気温マイナス2度の設定など昼間にはできない。エアコンの温度設定の上限は30〜32度であり、36度になるような時代に、外気温マイナス2度は設定できないからだ。

そのため、温度設定は自ずと、28度以下になるのが一般的だ。
では、どうやって設定だけで電気代を節約するかというと、一番良い方法は、風量と風向の設定である。

運転中の風量設定は自動制御に任せるのが一番良い。こうすると、初期稼働から安定した定常稼働になるまで全てエアコンが効率的に温度を下げる努力をしてくれる。逆に言えば、電気代節約のためと、最初から微風や弱冷房で動かすと、室内の温度が下がるまで、最も電気を食う室外機とヒートポンプは強力に稼働しづける。

具体的に下の図にあるで囲った場所を見て欲しい。
これはあるエアコンの冷房と暖房の消費電力が書かれている。(手元にある最近の機種ではない古い機種のカタログを基にしている)
画像


ここでは、暖房が890Wで(70w〜2905w)となり、冷房が、865Wで75W〜1390Wとなっている。今は夏なので冷房を中心に書くが、最大消費電力と最小電力の差は約18.5倍ある。もし、風量を抑えて稼働させると、冷房で1390のエアコンは、サーキュレーターで300Wぐらい抑えることが出来るかもしれないが、コンプレッサー(ヒートポンプ)では1000Wぐらいを部屋全体の温度が下がるまで消費し続けるかもしれない。

自動運転では最初の数分で指定温度まで一気に下げるため、電力を1390Wフルに使う。しかし、5分程度でその消費電力は6割〜8割にカットされる。その後は、部屋の気密性に合わせて段階的に指定温度から逸脱しない程度の運転に切り替わる。即ち、最後には75Wしか消費しなくなるかもしれないのだ。


では、弱だったなら・・・部屋が冷めるまで10分なのか20分なのか、1時間なのか分からないが、コンプレッサーは温度を下げるために必死になる。ただ、部屋の隅々まで風が届いていないことが問題なのだが・・・設定が風を弱くして温度を下げてくれと言われている以上、そうせざる終えない。例え効率が悪くても・・・。結果的に、温度が規定温度に下がるまで、ずっと電気代が多く掛かる。これは、時間辺りで数十円以上の差になると言われる。


これは、寝る前にお休みタイマーでエアコンを稼働させるときにも言える。お休みモードではエアコンの運転が、静音に切り替わり、風量が減ることがある。そのため、温度が指定温度より大きく逸脱している部屋で、最初からおやすみモード(夜間タイマー)を使って稼働させると、電気代が過剰に掛かることがある。逆に言えば、エアコンを動かすつもりなら、ねる直前ではなく、30分程度前に電源をいれておき、寝る直前にタイマーを設定するのが妥当なのだ。


また、ルーバーによる風向制御も可能であれば自動化しておくとよい。これは、暑い場所を重点的に冷ます効果があるからだ。ルーバーに自動制御がない場合は、温度が下がるまでスイング(上下のみの機種もある)機能を使うと良いだろう。尚、定常運転時(温度が既定に達した時)の利用として、冷房時にはエアコンの上下風向は上方向に、暖房時にはエアコンの上下風向は下方向にするのが好ましい。

これは、暖まった空気は膨張し上に上昇する傾向があり、冷たい空気は縮み下降するという特徴があるからだ。
部屋の温度より冷たいエアコンの空気を遠くまで広く届かせるためには、風向きを上(水平以上)に設定しておかないと、部屋全体の温度が下がらず、無駄に電気を消費するのである。

画像


画像


これに、扇風機やサーキュレーターなどを組み合わせるとさらに効率的な冷たい空気の撹拌が出来るが、最近はその必要の無い高精度センサーやカメラ付きのエアコンもあり、そういう機種だと生活空間が決まっている場合(常にエアコンの正面に人がいる場合)、扇風機をプラスしても、快適性はさほど変わらないのに電気代もプラスという可能性も否定は出来ない。


※尚、暖房時には風量の自動運転は避けた方がよい。上に設置しているエアコンは暖かい空気が上に上がるため、長距離センサーを持っていない機種はエアコンの周りだけ暖まって運転が弱くなることがある。
そのため、最新のカメラ計測機能などがない製品は、自動運転だと足下は冷たいままで、全く暖かくならないということもある。昔の機種ではエアコンは暖房で暖かくならないとよく言われたのはこの辺りも関係しているだろう。まあ、このほかにも熱交換の効率も影響するが・・・。


<高温の部屋を節電して冷ますためには>

外出して家に帰ってきたら部屋の温度が40度を超えていたなどということもあるかもしれない。
そのときには、すぐにエアコンを付けないなどということがよく言われる。

一番電気代を削減できるのは次の方法である。
まずは、窓や部屋の扉を、2カ所以上開けて換気をすること
扇風機があるなら、一方の窓や扉に扇風機を置いて、風を外ににがすのが妥当である。
尚、風の入り口(風上)は狭く、出口(風下)は広く間口を取ると風がよく通るようになる。

そういうことが出来ない場合は、エアコンの電源を送風で入れて部屋の空気を撹拌する。強制的に部屋の空気を回すことで、屋外より上がってしまった軽い部屋の空気が勝手に外に逃げる手助けをするのだ。

それを5分〜10分行う。
その後、エアコンを冷房(風量:自動/風向:スイングまたは自動)で動かす。
ちなみに、部屋の温度が極端に高かった場合、または部屋に日差しが入り込んでいた場所では、輻射熱(遠赤外線や赤外線として徐々に放たれる熱)が壁や床、天井などに残っている。これは部屋の温度が25度になっても、壁や天井、床に蓄えられた熱が抜けるまで継続する。この熱は厄介で、部屋を暖める効果を持つわけではない。

強いて言えば、電気ストーブやレンジに近いと言うべきだろう。熱源となる電波(光)の一種が、壁等から出てくるのだ。それが、人の皮膚に届くと熱に変化する。そして、暑いと感じる。

これを防ぐには、部屋の中に強い日差しが届かないようにすることだ。屋外にすだれなどを設置する。雨戸を閉めておく。遮光カーテンを閉めたり、ブラインドを下ろすなどの対処をするのが良い。

集合住宅の最上階などで、天井からの輻射があるばあいは、大家や管理人と相談の上で、断熱処理を屋根や屋根裏にするのが好ましいが、出来ない場合は天井付近に布で幕を張るのも手である。


今やエアコンは必需品となりつつある。それを使わなければ命を失うというケースも間々ある。そのため、節電して使うというのは、とても大事になる。ただ、昔のようにエアコン=弱やドライ(除湿)で使わないと電気代がというものでもない。むしろ、効率的に冷やすなら冷房で、自動設定の方がトータルの電気代は抑えられるだろう。

後は、掃除をするなど、定期的なメンテナンスが行われるのが望ましいぐらいである。エアコンなど白物家電も昔と変わらない形で、消費電力以外はあまり変わっていないように見えるかも知れないが、実際には以前の使い方で使ってしまうと、効率が悪くなるほどに進化を遂げた部分もある。ハイテク家電ほどではないが、説明書などにサラッと目を通して、その機種がもつ機能を知っておくと良いかも知れない。



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