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zoom RSS NHK「障害者を感動話に」方程式批判・・・障害者と健常者の感覚差

<<   作成日時 : 2016/08/29 08:12   >>

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今年も24時間テレビ愛は地球を救うが放送された。私は、全体で20分も見ていないが、今朝、日テレ系のチャリティー結果では、私の住む系列局の募金額は1000万円にもほど遠い額だった。24時間、芸人やタレントなどが頑張って・・・凄いものである。これなら、イタリア地震の報道を2時間して、そこに募金を呼びかけた方が、集中的に募金が集まりそうな気もするが・・・。

そんな中で、NHKは2012年からEテレで放送している障害者のバラエティ番組バリバラ(Barrier free Variety)で、これに関して、障害者側から見た番組のあり方を評価した。ちなみに、露骨に批判したわけではなく、障害者を感動や涙という形で、視聴率の促進に使っていることについて、障害者がどう思っているかを伝えたといえる。

全員が全員否定的ではなく1割程は、理解を示したが、多くは気持ちの良いものとは思えないという意見だった。健常者は多くが、それを良いものと考えるのに対して、障害というハンデを抱えている人は、感動の物語より、現実としてどういう苦労をしているか、感動など無くてもよいから、ありのままを伝えてくれた方が人々に理解を得られるのだと言っている訳だ。その通りである。

感動して行動する人は、障害者を障害者として区別して見てしまうからだ。彼らは、健常者から見て障害者であっても、日頃からそれで生活しているため、本人達が困っている時を除けば、彼らにとって普通の生活は出来る。健常者だって、出来ないことはある。ハンデを持つ人は、それが多くなるというだけで、そのハンデによって困る機会に助けを求めやすい環境や、そっと手を貸せる環境作りが重要なのだ。単に感動のための好奇になってはいけないが、障害者が評価として、このように思っている現実を見ると、日テレの番組で十分果たされているかは分からないということを裏付けていると言える。
http://mainichi.jp/articles/20160829/k00/00m/040/091000c

<最初は世界でも有数のチャリティー番組だったが・・・>

日テレのチャリティー番組は、確かに当初こそ先駆的なものだった。扱うテーマも社会的弱者を中心にして、それらに対して善意の寄附を集めるという点で、評価されたのだ。しかし、それは80年代後半〜90年代までに海外では、番組の製作も含めて全てがチャリティーという仕組みの放送が、世界で広がったことで2000年代までには日本でも、それを問題視する声が増えていった。

ちなみに、海外でも昔は、日本のようなチャリティはあったようだが、そのいくつかでは、使途不明金が発覚したり、詐欺事件になったりしたものもあった。結果的に、チャリティ番組=無償の奉仕というスタイルの方が一般的になり、一回の放送は数時間でも、その時間内に数億〜数十億円以上のお金を集めるようになった。

何故それほど集まるかというと、スポンサーも含めて全て無償であり、CMも流さない。その代わり、大口チャリティーに協力した企業や個人は、本人の同意に基づいて名前が開示される仕組みとなっていることが多い。スポンサーは基本的に機材設備などを無償援助という形で協力するが、それとは別に寄付金も出すことで、大きなお金が集まるのだ。日本のように、個人に少ない額を貰って全部で、数億程度・・・さらにテレビ局や出演者はスポンサー収入でがっぽりとは違うのである。

日本は、お涙ちょうだいもので、番組を編成するため人によっては似非チャリティと呼ぶようになった訳だ。CSなどでMTV(Music Television)などが、不定期で完全チャリティ番組を放送しており、それらが国内でも見られるようになったことも影響している。MTVが行うチャリティ番組は、半日で数億ドル以上(100億円)の寄付金を集めることもある。結局、個人の寄付より、企業スポンサーの寄附が大きい訳だが、企業スポンサーが頑張ってくれると、個人もより多く寄附をするという特徴もある。チャリティは皆が、奉仕で繋がったときにより多くの協力を得られる訳だ。


<今回は、富士山登頂少年が殴られるシーンもあったとか・・・?>

体に麻痺がある少年が、富士山登頂を目指したという。しかし、途中で何かあったのか、暴れたのか知らないが、その少年が怒鳴られて、大人にはたかれているシーンが映っていたという。見ていないのでどういうやりとりがあったのか知らないが、事実としてそういうシーンがあったとすれば、障害者を利用して作られた感動という話は色濃くなる。

そういうところがあれば、余計にNHKのEテレ番組が光るであろう。
まあ、視聴率が高いため、別に日テレが今後この番組を続けるのは構わないと思うが、そろそろ方向性を見直さないと、突然視聴率が下がる日が来るかもしれない。

寄附するならその全てが、最大限世に貢献してほしいものである。そういう点で、国内で最もチャリティが出来ているのは、日本赤十字かもしれない。私は、募金箱が多いこともあり、こちらには年に数度寄附することがある。なかなか、多くはできないが・・・。
http://www.jrc.or.jp/contribute/



まあ、NHKの番組を評価する人もいれば、24時間テレビを悪く言うなという人もいるだろう。ただ、一つだけ確かな事は、別にチャリティーを謳わなくても、この番組は作れるということだ。きっと、それでも募金を受け付ければ、募金は集まるだろう。そして、チャリティを謳うなら、別に24時間でなくても良いのである。要は、別立てで前後にチャリティ番組を僅かな時間流しても良いかもしれない。番組をそうやって変化させていくというのも一つの手である。




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