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zoom RSS <全日空>5カ月公表せず B787、国際線でトラブル発覚・・・念には念を

<<   作成日時 : 2016/08/26 08:49   >>

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全日本空輸株式会社(All Nippon Airways Co., Ltd.)にとっては悪い話である。世間的にも良い話ではない。もしも、タービンブレードが両方のエンジンでほぼ同時に破損したら・・・墜落のリスクもある。両側のエンジンが同じで、機体の左右という違い以外は基本的に故障などがなければ、同等のエンジン出力で飛ぶ航空機で、破損リスクを抱えたまま飛ぶというのは、自殺行為以外の何者でもなく、5ヶ月あれば交換または再塗装整備は全機体で終わっていた可能性も高いのだから・・・。

まあ、墜落事故に至らなかったことが不幸中の幸いだろう。
http://mainichi.jp/articles/20160826/k00/00m/040/135000c


この内容からでは、公表がどこに対してかが分からないが、JTSB/ARAICや日本の行政府(航空会社の本社がある国)に事実の報告をせず、その機体だけや国際線機体以外では起きない問題だと述べていたのであれば、ロールス=ロイスを含めてペナルティーが必要になる問題である。

しかし、一般公開をしなかっただけで、行政府にはこの問題を伝えており、とりあえず国際線だけを対処するとしていたなら、日本の行政府側にも問題がある。燃費不正に近い問題かも知れない。要は、国内線にも広がる可能性を、行政府は確認しなかったという点で不備があり、大きくなったから、ANAの責任にしてしまえと言うことだ。


この辺りをもう少しはっきりした方が良いようにも思う。どちらにしても、今となってはANA国際線で発覚したため、国内線は二の次だったということになるが、それが逆に国内線から大きく成長したANAの姿勢を疑うことに繋がる。スカイマークエアライン買収の1年〜2年前頃から、私としてはANAの方向性にちょっと違和感を感じてきた。
公的支援を受けない唯一ということを余りに協調して成長しているように見えたからだ。それは、確かに売り文句として強いかも知れないが、本来はサービスや料金、信頼性の方が大事である。その努力は、JALの倒産後から疎かになり始めているように見えた。

業績は良くても、サービスや品質が下がり、ただ大きいだけになれば、結果的にJALの二の舞になるだろう。今は、JALが公的出資による経営再建後のペナルティー期間にあるため、ANAが国内で強く出られるが・・・それでは、ダメなのだ。

まあ、Airbus A380などお荷物になりそうな機体も導入するANAだが、品質が万が一低下すれば、一瞬でJASと合併してから、10年も立たずに行き詰まった。JALの二の舞になることだけは、忘れてはいけない。特に、Skymark Airlines Inc.を買収してから数年で衰えを見せたと言われるようになれば・・・本当に多くの機体バリエーションを抱え、企業年金や給与問題など合理化にも失敗した以前のJALと似たような道に進む恐れもあるのだから・・・。


機体の欠陥が見つかるのは仕方がないことだ。
だからといって、隠さずに品質と信頼を優先して欲しいと思う。今回の場合は、5ヶ月前の段階で、国内線も含めて、機体のエンジン交換を飛ばしながらも順次進めて行くとしていれば、運行停止をして急いで対応する必要もなかったはずなのだから・・・。



まだ、最悪が起きていないから、救いだが・・・こういう部分は最悪に繋がることもある。決して不良に対する対応は疎かにせず、しっかり対応して欲しいと思う。これは、エンジンを供給しているロールス=ロイスにも言えることである。

−2016年8月30日追記−

かなり遅れたが、タービンブレードの破損箇所は、エンジン後方の中圧タービンブレードの一部である。これは、主にストール※を防ぐため、気流安定を行うブレードである。前方にあるファン(タービン)ブレードとは違い、これが破損しても、燃焼室が破損したり、発火することはないと思われるが、運用中に破損すると一時的、または継続的なエンジン性能の低下や脈動(僅かな揺れ)に繋がることがある。燃焼室の後ろにあるため、爆発的発火はおきにくいのかもしれない。

※ストール(Stall)は衣服のストール(Stole)とは綴りが違うので注意。この場合はエンジン内の空気の流れが悪くなることを指す。(一般にエンジンでは、エンストや失速といった停止トラブルを意味する。交渉ごとが、「行き詰まる」や「止まる」などの意味も持つ)

いわゆるエンジンの燃焼不良に繋がり、振動や出力の低下に繋がる。ちなみに、ジェット旅客機のエンジンにおいてStallそのものは希な出来事ではない。これは、天候や風向き、飛ぶ方向、角度などによって、エンジンに給気される空気の量は変化するからである。そういった状況や気候差による差を低減し空気を後方に綺麗に整えて流す役割をブレードが担っている。


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