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zoom RSS 今日も懐古カタログ・・・FinePix2900Zは赤色が苦手

<<   作成日時 : 2016/08/05 09:44   >>

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懐かしカタログを昨日に続いてもう一つ紹介する。このカメラは、FUJIFILM(当時は富士写真フイルム、現、富士フイルム)の最高峰として登場した。230万画素の1/2インチCCDを搭載し、スマートメディアに対応する。当時はRAW対応のカメラはまだ無かったと記憶している。無劣化記録としてTIFF-YCに対応していた。
当時の最高峰コンデジの一つである。

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ちなみに、この次の機種(FinePix4900Z)からFUJIFILMは、スーパーCCDハニカム(蜂の巣構造のCCDセンサー)を発表し、画素をセンサー画素以上に上積み(水増し)する技術を搭載するようになる。即ち、富士写真フイルムが出したカメラでは、これが最初で最後のCCDセンサーを持って正画素で(水増しせずに)闘った最上位カメラといえるかもしれない。(この後のカメラはスーパーCCDハニカムとBSI CMOSが主流となった。尚、下位モデルにはハニカムを使わないCCDモデルも残った)

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このときは、デジカメブームの初期であり、画素全盛時代の本格的な幕開けが迫っていたのである。
尚、この一つ下の世代で1年前に登場したFinePix700は当時のデジタルカメラ市場で爆発的なヒットを飛ばした人気機種であり、縦型というスタイルも人気の理由となった。その後継の1700Zは3倍ズームを搭載しやはり大ヒットした。この2つのカタログは持っていたが捨てた。
http://www.fujifilm.co.jp/news_r/nrj322.html
http://www.fujifilm.co.jp/news_r/nrj479.html
http://www.fujifilm.co.jp/news_r/nrj660.html

この2900Zのカタログがあるのは、私がこのカメラを使っていたからである。今も持ってはいるが、使うことはなくなった。しかし、外観には似合わずこのカメラは、345g(これより小さなソニーDSC-RX100M4は298gである)と思ったより軽い。マグネシウムが贅沢に使われたカメラ故だろう。このカメラはとにかく、赤いもの撮影が苦手で、赤い毛のぬいぐるみなどを撮影すると酷い偽色(朱色っぽくなる)が発生する上、毛の一本一本を綺麗に再現できないというほど出来は悪かった。これは、センサー特性とWB(ASICのプログラミング)におけるミスマッチがあったのだろう。

それでも、風景写真などは当時としては最高峰だったと言える。今のデジカメより1画素辺りの階調密度は高かったこともある。当時のカメラと比べて今のカメラは、等倍画素の荒さが際立つ。当時のカメラはセンサー画素が低い分、正確な描写であり、セル抜けがあると、完全に黒潰れ、白飛びが発生していたのはご愛敬である。

ISO感度は125固定であり、シャッタータイムラグは最大2秒ほどあり、暗闇での、人物撮影はフラッシュ(ポップアップストロボ、ホットシューによる外部ストロボ対応)の届かない場所だと絶望的でぶれぶれになることもあった。
今ではスマートフォンでも夜間の人物撮影はそれなりにこなせるが、当時は三脚があっても薄暗いと厳しいことは多かった。

ちなみに、連写は3枚/秒、9コマでVGA(640×480ドット)に固定
TIFF-YCで撮影すると、スマートメディアの記録に、約5秒〜10秒待たされる。1800×1200ドットのFine撮影でも、記録待ち時間があるなど、記録メディアの遅さによる撮影タイムラグも結構あった。

添付品に記録メディアはなく、メモリーカードリーダーも付いてこなかった。これらは、別途購入する必要があった。尚、このカメラはUSBによるPCとのデータ転送に対応していない。別売のインターフェースバリューセットで専用ソフトを用いシリアル(RS-232C)による転送となるため、転送が恐ろしく遅い。当時はPCカードアダプターや、FDアダプターを使う方が重宝した。

最近は、FinePix2900ZやFine700のような製品も減った。
デザインも、カメラらしいものになり、無骨なカメラは一眼レフや高倍率のスタイルカメラになった。縦型のFinePix700のような製品は、ホールド性能の問題もあってか、いつしか売れなくなり、一方で今ではトップセーラーであるCANONのIXYが台頭するようになる。

その頃には、富士写真フィルムはデジカメ市場で徐々にシェアを落としていく。特に、スマートメディアの次の記録媒体に、xD Picture Cardを選んだことで、デジカメ市場の雄であったはずの、FUJIFILMはOLYMPUSとともに下がったのである。

尚、OLYMPUSもこの頃は業績が良かったが、やはり沈んでいく。ちょうど99年〜2000年頃が粉飾の転換点となるとされる。富士フイルムは社名から”写真”を除き、ヘルスケア事業や、製薬化粧品事業も手がける総合的なデジタルヘルスケアカンパニーへと変わっていった。それは、それで大当たりであったが、もう一つのOLYMPUSは落ちていった。

FinePixブランドは、現在防水の機種を除き、X製品へとシフトし、一眼スタイルとして残っていた2900Zの後継もXシリーズに移行したが、FUJIFILM X-S1を最後に、一眼レフへと役割を譲ることになったようだ。


ちなみに、私が今主力に使っているのは、ソニーのDSC-RX100M2である。
拡張レンズアクセサリーが充実していることと、3倍ズームとPlaymemoriesによるPCスマホ連携が購入の決め手である。これがあるから、無線LAN(Wi-Fi)環境があれば、カメラとPCやスマホをUSBケーブルで繋ぐ必要もほとんどない。
一眼や高倍率ズームの製品も使ってきたが、最後は小さくてそこそこのポテンシャルに落ち着いたのは、結局一眼はレンズが邪魔になり、レンズ交換も面倒になる。一方で、思った撮影をするにはレンズを沢山揃えなければいけないので、触手は伸びてもあまり使わないものが増えることにあった。それに対して、コンデジはレンズアダプターが使える製品なら、小さなレンズをいくつか揃えるだけで、ある程度の撮影が出来、かさばらない。そういうコンデジの扱い方を知ったのは、この2900Zであった。

RX100M2の次の予定は今の所ないが、デジタルスチルカメラはもうほぼ必要なものを取込終えたように見える。RX100Mシリーズが初代から4代目まで何年も販売されているのはそういうことだ。そう考えると、このカメラというビジネスも一眼を売りたがる理由がよく分かる。結局、素人をプロ並みのハードという理由で一眼に誘いレンズを売らないと、ビジネスが厳しい時代なのだ。何か、そういう部分を打破するブレイクスルーが見つかってほしいものだ。








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