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zoom RSS ドル/円急伸、安倍政権の大型経済対策期待で・・・日本は特殊

<<   作成日時 : 2016/07/12 09:55   >>

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欧米では、安倍政権が圧勝したことを短期経済的には評価しているが、総合的には微妙な評価となっている。まあ、金融ストラテジストや経済の専門家にはおおむね先が見通せるため評価されているが、内容は凄いモノだ。金融緩和や財政出動をすることで、株価や円相場が予想する方向に動くから稼げるという、催促の容易性を理由にしている。

どう考えても、庶民が望む内容ではなく、金を持っている人がさらに金を稼ぐための仕組みを求めているわけだが・・・。日本は、アベノミクスが継続することを選挙で望んだため、まあ現状なら安定的衰退を観測することになると、海外は見ているようだ。これを使って、ミクスは機能しているのだから質が悪い。そして、信じている人の大半は、短期的な利益に群がるか、または内容そのものの分析はせず、二次データなどに流されているように見える。
http://jp.reuters.com/article/ny-forex-idJPKCN0ZR2I9?sp=true


<不味いのは、債務の保有割合>

日本において、一番懸念すべきは国債の保有者比率だろう。これまでは国内償還が続いていたが、安倍政権になってからは、海外比率が1.3〜2倍になっている。特に、この〜1年の傾向は、外資の買入が増加し、国内の買入は日銀中心にシフトしている。

これ以上増える事はないと信じたいが、株式市場や為替市場でも言えるが、このままだと債務の対外比率が上がるため、株式と同じように海外の動向に債務も流されてしまう恐れがある。これには既に政府も気がついていると思われる。即ち、今までのように、債券保有は日本中心だからという話が出来なくなりつつあるわけだ。そして、今は海外が買ってくれるほど日本は債券が強いが、あくまで信用を海外に切り売りしているだけということも知っているようだが、示そうとはしない。(本来、野党はここに突っ込むことが出来たのだが・・・しなかった)

そして、怖い点があるのは、この先である。
今株式市場や為替市場でさえも、日本はコントロール出来ているとは言い難い。これは、内需が弱いためである。本来なら、米国のようにそこそこでも強い内需に支えられることで、成長担保が生まれるが、日本は内需主導型への切り替えから、外需主導に戻してしまい・・・内需が公共投資以外で成長したのは、消費税が8%になる以前の3ヶ月ほどであった。

これが示すのは、国内に魅力がないということを意味する。本来なら、アベノミクス云々などという看板はどうでもよく、本当に日本を率先して評価してもらう必要があるなら消費者の消費を喚起するために、円誘導より内側の消費誘導に即した政策を必要とするのだが、構造改革、財政改革をしなかったことで、結果的にその予算が捻出できないという袋小路に陥りつつある。外需で稼いだ金も、福祉に回したり、高齢者に回すというヘマ(選挙対策)をしているが、人々がそれを評価しているため厳しい。これも、野党の失策でもある。

現状は、本来なら国内にももっと危機感が出てもおかしくないが、結局のことろこれまでの実績強調のみの政権と、単に憲法だなんだとしか言わない馬鹿野党とが、自分達の私利私欲(政治屋を維持するためのパフォーマンス)に専念したことで、潰してしまったといえる。これは、投票率の低さでも分かることであり、国民がお金を使わない理由でもある。結局将来の不安が強すぎて信用していないのだ。


<10年後がどうなっているか分からない・・・>

10年後に果たして日本という国は今のままの福祉や経済の形を維持できるかというと、なんとも言えない。内需が戻らない限り、日本は国内外の大口投資家にとって良いカモであり、催促すればその通りに動くとみられるからだ。しかも、今の政権は、国民の声より、海外の著名な経済学者などの方を優先している節がある。
本来は国内のことなのだから、外国人の経済学者にはそれほど接触しない。ましてや、それに感化されるパフォーマンスなどは下手をすれば日本の売買に繋がりナンセンスなのだが・・・それも理解していないように見える。


国民も総じてそれに気がついている人は少ないように見える。その理由は、結果的に現状として海外より日本が強いからだろう。相対的にイギリスのEU離脱問題やイタリアの金融機関における債務問題など、他の弱い部分が狙われているため、日本が日本の政治のように債券の国内償還という強みを評価されて、買われるからだ。

実は内需が弱い日本も海外に債務を買われすぎれば深刻なダメージを受けやすいのだが・・・。それも、日本が評価されていると言わざる終えないほど、切羽詰まっている。そして、世界と日本の化かし合いが必死に行われていると言える。

後は、どの国が先に音を上げるかという根比べだろう。現状で言えば、米国はまだ低いものの他の国より成長しており、連邦政府の債務上限の引き上げ問題が毎年出る以外は問題ない。即ち火種はあるということだ。イギリスはEU離脱がどのように進むかによって、ポンド安と自由貿易協定の2つを勝ち取ることも出来るかもしれない。そうすれば、経済成長が見込めるが、REIT関連は低下しており、今後それも火種になり得る。
同様に、EUもどのようにイギリスと折り合うかが全ての鍵だ。さらなる離脱が起きるかも争点であり、テロや難民問題も抱える。

中国は、どこまで債務を隠せるか・・・また、今後訪れる日本以上の高齢化をどう考えているかが全てだろう。一人っ子政策の影響は、計り知れず国力は2020年代のどこかで、急速に衰える事が考えられる。

こういういわゆる自由経済の世界的な衰退というのが目に見えており、それがどこか一国で起きれば、全体に飛び火するかどうかという、駆け引きと、その発端にはなりたくないという意地があるが、日本はそもそも危機感が少ない。その理由は、どこよりも買われているからである。そして、格差はあっても、他の国より、苦しんでいないからだ。


<田舎には人がいない村落や部落は多い・・・人口が減るということ>

Googleの航空写真やストリートビューで見ると、山の中には日頃は人の住んでいない家が沢山ある。朽ちて崩れた家もあれば、道路から既に寂れている道もあり、田畑だった場所は、時より手入れが入っているように見えるが、徐々に荒れているのが見える地も多い。これを見て思うのは、無常と哀愁の2つである。人がいた頃はきっと、その場所は明かりがあり、田畑があり、生活の匂いがしたはずだ。しかし、人がいなくなると、1年で草が、3年で藪が、10年で低木が、20年で山・・・となっていく。



人がいなくなれば市場は回らないが、内側の経済が内側で回らないと、人は外に出て行く。これは、田舎で今まで起きてきたことだ。簡単に言えば、A村の住民が、B市で買い物をし仕事をしているなら、B市に住んだ方が良いのだ。そうなるとA村を継続する意味はない。

輸出ばかりで売る企業は、結局日本にいなくてもよい。日本市場が大きいから今はいるが、将来的には逃げても別に問題はないかもしれない。そういう発想になる。だから、内需を失い日本を切り売りさせてはいけないわけだが・・・今は、それも徐々に進んでいるように見える。人口が減っていく中で、この状況はきわめて不味い。

本来なら、まずは何としても内需に対してアプローチをすることが喫緊の課題なのだ。外需頼みで円安を誘導していたら、外需中心の企業と投資家や、国内で海外にも逃げることが可能なほどの資産を持つ人は、喜ぶかもしれないが・・・そうでないものは、中長期的には想像以上の損失を被るかもしれない。


私は既に、そういう見方に変わっている。
正直、海外や日本の経済学者が、円安誘導をすべきというのは、ちょっと目を疑う。理由は、株価がいくら上がり、輸出競争力が高くなっても、円安が終われば競争力はなくなるからだ。それはどこの国でも作れるものを、日本は作っているということになる。日本の物作り・・・何それ?という状態である。国産重視で、国内だけの販売でも、十分黒字を出す中小企業はある。

それらは、他にはないブランドと商品力、また生産の稀少さなどで健闘する。日本の物作りは凄いなどと言ってきたが、それは昔の職人がいた時代を彷彿させるものである。しかし現代で、例えば、機械工業で量産できるモノを、作っているなら・・・それは製造装置があれば、海外でも作れてしまう。それは、日本の物作りという前に、機械が作った世界で作れるものを、日本の資本力で作っているに過ぎない。

官民一体でなどと日本はよく言うが、そもそも官は、本来民に対して、指導、監視、処分と税の徴収を行うことのがメインだったはずだ。それが、今や、三菱自動車の不祥事さえも何十年と見逃すような状況である。これでは、単に民が官の欠点を利用して、稼ぐという仕組みに向かうだけで・・・内需が伸びるとは言い難い。


まあ、経済に対して財政を出してアイデアを出してというのは、与党があれほど圧勝すれば、短期的にそうなるのもやむを得ないだろうが、どうも、財界と金融界の手のひらで政府が踊っているように見えて気分が悪い。だから、参院選では、政権にはギリギリで負けて欲しかった。

そうすれば、今の延長ではなくなるため、先が読めなくなり面白いと思ったが・・・。現状では、この先も海外頼みとオリンピック頼みであり、リオ五輪の状況によっては、五輪でさえも波乱要素になりかねない。そうならないように、政権にはアベノミクスというイメージ頼りの政策ではなく、この先を見据えたしっかりした政策を掲げてほしいものである。

<成長はどうプレゼンするか・・・市場の要望や予想が付くものは駄目>

私は今後衰退が来ると見越し、大量生産消費の量産型(短時間で技術革新が繰り返されるもの)ではなく貴重なものの生産力や職人の継承のような部分(技術革新は少ないが、真似が難しく、人の手が多く入るもの)を強化した方が、良いと考えるが・・・。少子化の中で、機械化を進めているため、難しいだろうが、機械化は結果的に既定以上の成功は産まず、短いスパンで他の国が真似るからだ。実は後者の方が、世界でも職人が機械に変わっており、希少性が高まっているため、確実に日本の評価は高まるのだが・・・。それを、達成するまでにはかなり時間が掛かるため、早さばかりで動いている今の市場は評価しない傾向がある。
後は、そこをどのように取り繕いだましを掛けるかだろう。

日本はこの20年で、世界の潮流の最後に慎重な姿勢で、入るようになった。世界が、こうしてくれることを望む(計算上これだけ成長する)というものは、実は分かり易いが、先も知れている。それを、今の日本は評価する傾向にある。無難に行けば、たぶんこれまでも大丈夫だったから、これからも大丈夫である。そして、もし悪ければ、あいつらが悪いのだとなる。ただ、それは何かが、予想の範囲内にあるときに成立する。予想以上に悪かったり、問題が大きければ、そもそも、あいつが悪いという暇も先はないだろう。

そうやって、東日本大震災では多くの人が亡くなった。人生は明日も、今日と同じ日常とは限らないのだ。

本当に大事なのは、世界が予測する既定路線ではなく、全く想像しないが、成功する確率が高く、潜在的な価値が大きな部分に果敢に挑むことだが・・・。既に、日本には新しい選択を探すことを望まない人が多いのかも知れない。




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