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zoom RSS 「ユニクロ」と「しまむら」 なぜ業績で明暗が・・・これまでは真逆の記事だった

<<   作成日時 : 2016/05/05 10:34   >>

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日刊工業新聞社がユニクロの減益としまむらの増収について書いている。この手のネタはよく出回っているが、あまり面白味もなくなってきている。内容としては、ユニクロとがブランド戦略を付加価値に見出すのに対して、しまむらは従来路線から大きな変更はない。ユニクロの顧客を奪ったのかどうかは分からないが、景気悪化懸念でしまむらで安い商品を買う人が増えた可能性もあるが、全体としてみると、すごい何かのおかげで成長しているというよりは、減益後の安定期拡大と思われる。

http://www.nikkei.com/article/DGXNZO73454920X20C14A6DTA000/
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160505-00010001-newswitch-ind

ちなみに、4年前〜2年前にかけては、ユニクロが好調で、しまむらは減益続きが、ニュースの柱だった。ユニクロは、他店舗展開の限界がやってきたため、その後プレミアム戦略に移行する。これは、間違ってはない。他店舗出店で成長した企業が、店舗数を増やせなくなれば、輸送コストや製造コストはこれ以上下がらなくなる。その割に、社員数は増え、コンプライアンスは厳しく監視されるようになるため、ものを高く売らないと、潰れてしまうことだって、薄利多売企業には往々にしてあるのだ。

そこで、取ったのがこの戦略だったと思われる。


新聞社や雑誌社などは、これが失敗あれが失敗と簡単に言うが、最大手や準大手になると、新興の成長企業で尚且つ、皆が頑張ろう成長しようという路線で団結してくれることはない。即ち、ブラック企業として揶揄される機会も増えるわけだ。そのときに、コンプライアンスの確定と、薄利ではなくある程度プレミアムブランドを確立しなければ、会社は苦しくなる。何せ、福利厚生が求められるのだから・・・。


ユニクロとしまむらでは、成長の時期が異なる。しまむらが東証一部に上場したのは、バブル終焉期の1991年である。一方でユニクロを運営するファーストリテイリングが1部上場したのは、2000年代に入ってからである。2部上場も97年と遅い。

即ち、しまむらはユニクロより数年早いタイミングで頭打ちがやってきたのである。だから、極端に良くも、極端に悪くもない減益、増益ぐらいの範囲をウロウロしているのだ。

一方のユニクロは・・・2000年代からこれまで急成長を遂げていることを考えると、ユニクロの成長が止まるのは当たり前である。

<戦略を変えないならユニクロはリアル店舗を減らすか?>

今後、ユニクロは業績の状況に合わせて、店舗の統廃合も進めるだろう。基本的に一定価格のブランドを目指すなら、ある程度店舗数を間引く必要がある。なぜなら、客も沢山やってきて、沢山買う人ではなく、一点ものを確実に選ぶ人が出てくるからだ。

安くて品質が良いか?それとも、価格もそこそこで今まで以上の品質になるか?それを決めるのは、店舗数にも影響を与える。G.Uブランドとの差別化もそうだが、ファーストリテイリングにとっては、成長から安定への岐路にあるといえる。それが、転けるような方向に行くかというと、そうとも限らないだろう。

<ユニクロとしまむらは本来単純比較してはいけない>

今や世界で5本の指に入るブランドを持つファーストリテイリングだが、アパレル業界で自社ブランドを持つ垂直型(自社ブランド扱いの製造小売業)のユニクロと、アパレル販売(水平型_自他混合ブランド)が中心のしまむらでは、そもそも業態が似ていても違う。ユニクロは原則全て自社ブランドとして販売するが、しまむらは売れるブランド(自社が主導するブランドもあるが)を集めて店舗にディスプレイし売るパターンである。


すなわち、本来ならユニクロとしまむらでは比較対象としてふさわしくないのである。ユニクロは、H&Mなどと比較したほうがよい。一方でしまむらは、ライトオンのような自社以外のブランドを扱う衣料品店と比較するものである。逆に、分業体制の違いで比較するなら、それを記事に明確に記載するとともに、同じ業態の競合他社の業績がどうなっているかをまず確認したうえで、記事にした方がよい。

なぜなら、ユニクロは自社ブランドだから知名度があり、しまむらはたくさんのメーカーのたくさんの品物を扱うから知名度があるのだ。すなわち、ユニクロが負けているのは、しまむらが良いからという話ではなく、単一ブランドに対する価値の問題と、減益というだけなら赤字店舗または販管費が増えているからと思われる。

しまむらは、2期減益が続いた後での増益であり、安定期の調整後の動きと見れば特にすごい点もない。すでに、しまむらは店舗として完成しているからだ・・・。

この辺りを考えると、2期の減益のあとで成長しました・・・はあまり、記事になるネタではないが、結局はWebで記事になるネタは、こういう有名企業ネタになるため、無理をして書いているのかもしれない。









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