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zoom RSS スマートフォンはコモディティー化へIoTは余り売れない・・・Apple業績が示す現実

<<   作成日時 : 2016/04/27 09:18   >>

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この時期は各社の決算発表が相次ぐが、日本では一部の優良な外資企業や国内企業のみ、日頃は決算内容など出しもしないところが、話題として取り上げる。特に、時価総額で世界最大を誇るAppleが減収減益になったという話題は、Appleも苦境のように取り上げられる。実際には、当初から予想されていたことであるが、若干予想より下回ったことが、嫌気されているようだ。
http://jp.reuters.com/article/apple-2q-idJPKCN0XN2QO

これは、iPhone頼みだったAppleが弱っているという見方も出来るが、現実にはAppleはiPad、MacBook、Mac、Apple Watch、AppStore(コンテンツ/クラウド)などの事業があり、その中で、iPhoneがもっとも事業費率が高かったため、その鈍化がもろに影響を受けたというだけの話だ。一方で、クラウド事業やサービス事業は好調で20%も増加している。

そう考えれば、ハードウェア主体からクラウドなどのサービス事業へと比率と軸足を移し始めていることが、分かる。即ち、ハードをサービス分野で補おうとしている訳だが、これまでハードが凄まじい勢いで売れていたため、それを補えるほどにはサービスは一気に成長していないというだけなのである。

<スマートフォンの普及完了>

Appleのスマートフォン事業は、思ったより長く成長を続けた。しかし、これもここまでだろう。今後は一定の数量を維持する方向に変わると思われる。これは、スマートフォンそのものがコモディティー化し始めたことを意味する。昔のスマートフォンなら性能面などで問題があったが、今のスマホは世代が変わって性能が上がっても、その恩恵を活用する人は僅かだ。4K撮影が出来ても、それを積極的に使う人がそれほどいる訳では無い。

即ち、携帯電話として見ればすでに過剰なスペックなのである。そのため、買い替えも壊れるなどしなければ、行われないだろう。即ち、スマートフォンの普及はひとまず一段落を終えたということになる。

これは、Appleも予測済みの話だろうから、別に気にする話ではない。問題があるとすれば、その他のメーカーだ。特にAndroidやWindows陣営の企業は、今後この成長がないコモディティー市場で価格競争とブランド競争をすることになる。業界再編が起こるのは間違いない。


<IoTビジネスは低調>

ちなみに、Apple WatchなどのIoTデバイスは、他の企業に比べれば絶好調と言えるが、一方でデバイスとして見た時の進捗は、悪いと考えられる。IoTはこれからの柱などと日本政府などが述べているが、現実はそんなに甘くはない。正直、IoTというのはハードウェアとして新しく生まれるものではなく、あるデバイスに通信機能を付けていくというものだ。

それにおいて、普及が始まるとしたら、IoTデバイスを意識して買うのではなく買ってみたら、IoTデバイスだったというケースの方が今後は増えると思われる。その前に、何でもIoTデバイスでネットに繋がって位置情報を取得されるのも気持ちが悪いのだが・・・。

Apple Watchがその程度ということは、IoTはスマートフォンだけで十分であり、必ずしも人々が欲しがるものではないということを示している。

それでも、IoTを推進したいという国があることが凄いのだが・・・。私個人の意見を言えば、IoTという言葉は、あまり大声で語ることではなく、デバイスとして売れるもの例えば「スマートフォン」のような品物のブランドが生まれた時に、その商品名で販促を掛けるぐらいが良いと思うが・・・。全てをIoTで括っている現実は、単純にAppleやマイクロソフト、Amazon、GoogleのOSやサービスにプラスなだけで、他メーカーにはプラスではない。

強いて言えば、ソニー辺りがPlaystationと連携するハード(IoTではないがPlaystation VRのような連携製品)をIoTデバイスで出せれば、もしかすると多少は売れるかも知れないが・・・。IoTは基本的に、ハードより魅力的なコンテンツを提供するビジネスであるため、デバイスとして見ると厳しい。

AppleでさえもIoTは成功しているとは言い難い中で、ものがインターネットに繋がっていく様で、これから変革が起きるというのは、実はデータベースに情報を貯める側(OS関連メーカーとそのDBを管理する側)にはプラスだが、IoTだIoTだと言っている側にプラスとは思えない。

活用する側にはプラス・・・というが、そもそも活用する側にプラスなのは、他のメーカーを出し抜いて、売れるIoTの活用法を他が追い付く前に採用し続けた時に限られるのである。


<Appleの今後>

Appleはしばらくの間、コンテンツサービスを中心に体制を強化すると思われる。そして、iPhoneシリーズでOLED(有機EL液晶)を採用したモデルや、サファイヤガラスを採用した製品を出して、新しさを売り込むのだろう。GalaxyのようにEdgeディスプレイの採用も検討するかもしれない。

即ち、今後もスマートフォン中心のスタイルだが、徐々にその比率をソフトウェアプラットフォームに移行させていくと思われる。Appleにとって大事なのは、今やハードが沢山売れることより、そのハードを今後も使い続け、次の買換の時にもAppleのハードを持ち続けてくれることだけが重要なのだ。

そうすれば、自社のコンテンツポータルを使って貰えるため、ハードより高い利益率を獲得できる。(ソフトウェアポータルは、販管費が少ないため、利益率が高い)実はそちらの方が、ハードの売上げより旨みなのである。即ち、Googleのビジネスモデルに向かっていくことになる。

これが示しているのは、ハードと連携したコンテンツポータルの入り口が全てだということであり、それを持たない企業は、ハードにしてもソフトにしても厳しいということを示している。

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