なんとなく綴ってみた

アクセスカウンタ

zoom RSS P波、S波と呼ばれる揺れ・・・初期微動と主要動・・・日本語は何のためにあるのか?

<<   作成日時 : 2016/04/19 10:23   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

地震が起きたときに、最初にやってくる地震波をPrimary wave/Pressure wave(第一波/圧力波)と呼ぶのが一般的になった。ただ、P波が本当にこの略なのかは分からない。多くのメディアでは誰も、略称までは説明していないのだから・・・。

元々日本では、到達する揺れは初期微動(preliminary tremors)と呼んでいたが、今では揺れさえもP波と呼ぶようになった。日本では地震研究が盛んであったため、言葉として初期微動が昔から使われていたのだが、地震波の研究が海外でも進む中で、Primary wave/Pressure waveが主流になったためだろう。
ちなみに、実際に大きな揺れとして到達する主要動(principal motion)はSecondary wave(第二波)である。この後に第三波(T波)というものもあるとかないとか・・・。

日本人が読むと、実はP波やS波より、日本語の方が分かり易いだろう。初期微動(しょきびどう)は、最初にやってくる小さな揺れである。これは、実際の自分がいる下の地盤の動きによって発する揺れより早く伝わる。これは、揺れの伝わる速度が周波数帯(振幅の幅)によって違うためで、電波のように振動の波の中で速いものが、順々に到達することから、起きる現象である。要は、大きな音で窓ガラスが揺れるような現象に近いかもしれない。この伝搬する力をP-Wave(P波)というわけだが・・・何故か到達した地震そのものを地震波までP波と呼ぶ傾向が最近は強い。


それに対して、第二波のS波というのは、主要動(しゅようどう)と言われるだけあり、地震本体の揺れとなる。この揺れは、簡単に言えば玉突き衝突のような現象として起きる揺れと考えた方が良いだろう。地震は、プレート境界面や、断層境界面の崩壊で起きるが、崩壊が起きる理由は、正面衝突している地盤が継続的な圧力に耐えられずに壊れることが理由である。

例えば、右から左にずっと圧力が掛かっている訳だ。そこで、左の先端部分が壊れ上や下に動くと、それより左側や正面でぶつかって左から右に圧力を掛けている部分が、一気に動く。それが玉突きのように地盤内で起きるのが主要動であると考えると良い。地盤は全てが同じ方向に同じ圧力でかつ、同じ板上とは限らない。そのため、隙間が現実にあるとは限らないが、振り子の玉突き運動のように僅かな時間差で力を拡散しながら連鎖して伝播する。

ただ、初期微動とは違い、実際の揺れが伝搬するため、揺れは大きくなる。
画像


この時間差を利用して、他の地域に主要動が到達する前に、速報を出すのが緊急地震速報だが、直下地震では初期微動の発生が、主要動の発生に繋がるため、時間差はほぼない。そのため、速報が発表される頃には、すでに揺れていたり、揺れ終わっているケースもあるのだ。

尚、到達する振動波の速度には差があるため、初期微動の時間は遠くになるほど弱く長くなる。


<何故日本人は英語の頭文字を使うのか?>

これは、個人的に思ったことだ。専門家が海外向けに論文を書く中でそうなったためと思われるが、一般に社会に伝えるには、日本語で説明できなければいけない。最近は何かと、横文字が多用されているが、日本語の読みの方があるものに、対して英語の名称を使いすぎると、むしろ分かっている人には分かり易く簡略化されるが、分からない人には、意味不明になるのではないだろうか?

専門性が増し、その専門家同士で閉鎖的なコミュニティーを作り始めると、弊害が出てくるのかもしれない。
これは、どの業種でも言えることだが、気をつけたい話である。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
P波、S波と呼ばれる揺れ・・・初期微動と主要動・・・日本語は何のためにあるのか? なんとなく綴ってみた/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる