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zoom RSS シャープ社長退任、鴻海の買収完了後・・・液晶に固執したSHARPと銀行のこれから

<<   作成日時 : 2016/03/30 15:30   >>

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この記事にはないが、一部記事では総会を開いてそこで、退任が了承されるはずなので、買収後の業績発表辺りで、退任が決まるようだが・・・。結局、最終損益は2000億円の赤字という話なので、この先の未来は今のところ真っ暗闇である。鴻海も回復には苦労し、場合によっては引き摺られる可能性がある。
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20160330-OYT1T50004.html

<現実的な対処は、売却より破綻>

今回は、鴻海が当初から出資している都合で、鴻海の買収と何故か革新機構が意欲的に買収と支援を名乗り出たが、日産を救済買収したときのルノーより状況は悪い。赤字の垂れ流しは2000億円であり、今回の出資分が6000〜7000億と仮定して、その総額の1/3にも及ぶ赤字が出ている訳だ。3年でこれらの投資が消えていく換算だから、本来は恐ろしい勢いで液晶事業を償却(減損処理)して、家電事業だけに注力した方が、再建する可能性は極めて高い。

しかし、鴻海とSHARPは結果的にOLED(有機EL)-IGZOに舵を切る方針となった。日産は今やショッピングセンターとなっている武蔵村山の工場を操業停止にするなどして、リストラを断行したが、今回のSHARPでは液晶事業の技術に価値があることが前提となっているため、それが難しい。

果たして、SHARPの液晶は未だに金の卵を持っているのか?それとも、実はブロンズで、すでに金は持ち出された後か?その辺りが分かるのは凡そ2年後だろう。


<OLEDも実は微妙>

そもそも、OLED事業はSamsungやLGを中心に中小型モデルが普及し始めているが、その性能は微妙である。輝度はLCDに比べて若干低く、高く設定すると寿命が短くなる。トーンカーブも時間が経過するとRGBのそれぞれの輝度劣化の時間が違うため、徐々にずれてくるという性質が未だに残っている。

そのため、結果的にソニーは世界最初のOLEDテレビXEL-1の製造から撤退したとされる。SHARPがOLEDに参入しなかったのも、それ故である。技術面で妥協しないSHARPはOLEDの長期寿命の低さに納得しなかったためと思われる。

しかし、市場はそれとは逆にOLEDに進み始めた。付加価値が高く初期コントラストが高い有機ELは、売り文句としてとても良いアプローチになるのだ。

もう、液晶の違いで区別するしか商品の付加価値を見出すことが、最後の砦になっているのだ。Appleまでもそこに向かう現実は、スマートフォンという製品がもうイノベーションに向かわないことを示しているのかもしれない。


そして、そのOLED市場やLCD市場は、今年から来年に掛けて信じられないほどの規模で、値崩れが起きる可能性が指摘されている。その原因は、韓国では無く中国である。中国企業が市場が縮小し始めているにもかかわらず、最先端のラインを稼働させ、今の倍以上の生産を始めるとされている。

そのため、韓国のSamsung、LGはすでに液晶ラインの統廃合を進めており、外部調達に一部切り替えるものも出る見込みで、その代わりがOLEDの製造強化となっている訳だ。そして、そこにスポンサーを通じたイメージ戦略の改善が加わっていると思われる。

まあ、LCDテレビもCRT(ブラウン管)全盛期には同じように、画質や性能で揶揄されていた。それを変化させたのは、メディア戦略とデジタル放送との一体販売であった。OLEDは、曲面ディスプレイと、ハイコントラスト比という部分で、付加価値を見出そうと必死になっていると言える。

果たして成功するのか・・・それとも、LCDで十分と言われるか?日本では、カシオなどがガラパゴス携帯電話時代からフルカラーのOLED搭載機種などを投入してきたが、輝度の悪さなどで評判が悪くLCDに戻った歴史があるが・・・今、世界では少なくとも、スマホや携帯では海外を中心に受け入れ姿勢が広がりつつある。

最近の日本は早すぎて撤退し、その後世界がそれに追い付いて普及するというケースが見られる。




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