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zoom RSS ホーダイ神話、ふたたび・・・テレホーダイを思い出す

<<   作成日時 : 2016/03/25 11:46   >>

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やはり、山田祥平氏の記事は面白い。この記事を読むと、これからの市場がどうなるか、これまでがどうだったかを考えることが出来るからだろう。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/config/20160325_749901.html

今回は、深夜23時〜翌朝8時まで、指定した電話番号への通話2つが定額料金を払えば無料になるテレホーダイ(通称・テレホ/当該時間帯はテレホタイムと呼ばれた)というサービスを思い出した。1つは、プロバイダーのアクセスポイントの電話番号にしていたのを覚えている。寝る間も惜しんで夜の間に、大きなデータをダウンロードしたこともあった。

最初の通信おける「使い放題」は90年代のこれが始まりだろう。ちなみに、このサービスは無線ではなく有線のアナログ電話回線及びISDN回線の話だ。速度は、14.4Kbps〜56Kbps、または64Kbpsと、LTEの通信制限速度である128Kbpsよりもさらに1/2ほどの速度だった。

当時は、Webサイトにアニメーションや動画というものは使われず、ほとんどがHTML記述の動きのない文字サイトが多かった。画像は、100px以下というものも多く、粗かった。動く画像と言えばアニメーションGIFぐらいで、絵文字のように踊っているのがせいぜいだった。

バックミュージックMIDI音源を使うためのXG Playerなどもヤマハなどから提供されていた。TMIDIなどのPlayerソフトウェアが生まれ打ち込みが流行ったのもこれが、理由であるが・・・ここから、金が取れることが分かり、Webサイトでの耳コピ音源もJASRACの収入源になったことから、これは消えていった。ハードも売れていたが、ソフトを守りすぎて一緒に衰退する訳だ・・・これはまた別の話である。

このBIGLOBEもそうだが、当時はプロバイダーの通信も従量制でもっとも大きなプランが、何十メガ〜何百メガバイトだった。これが、撤廃され無制限プランが生まれたのは、99年か2000年かその頃である。AOLがタイムワーナーを取り込む時代が、ITバブルの崩壊まで続くが・・・これもまた別のお話である。


時代は流れ、2000年代はADSL/FTTHと通信方式が進化し、定額通信の時代になった。その勢いで携帯電話もAu by KDDIがWIN 1Xにおいて通信定額プラン(EZ WebとPCサイトビューアの定額)を発表する。これによって、一気に携帯電話と呼ばれるモバイル端末で、携帯ウェブサイトを閲覧し、利用するというニーズが生まれ爆発的にヒットする。

着うたや着うたフル、携帯ゲームコンテンツ、さらには写メールなどが普及し、携帯メーカーがもっとも潤う時代に入るのだ。

その後、iPhoneの登場で、これらの市場が徐々に縮小、売上げが下がった携帯ベンダーはLTEの設備投資を理由に、通信サービスの制限なしでの定額化を廃止することになる。それが、今である。



LINEがMVNOに参入して自社のサービス利用に関して通信制限をしないというプランを発表したのは、そんな状況を見て自社のサービスが魅力的でそれを使いたいと思っている人が多いと判断したからだろう。同様に、AmazonやYahoo、その他の事業者もそういう通信サービスと自社コンテンツを一体化した料金プランを出すのではというのが、当該のPC Watch記事である。

それは、すでに海外では一部ポータルで行われているサービスであるため、決して悪いサービスではないが、それが普及すると、完全定額は遠のき、結果的にオープンになったサービスが再びiモードやEZWeb時代に戻ると懸念している訳だ。

さて、どうなるか?

<営利を求めると、利益の柱が無ければインフラ価格は下がらない>

通信インフラをビジネスとして成立させる場合は、そのインフラの投資に対して利用料金が大きくなければいけない。投資の方が上回り続ければ、会社として運営できないのだ。
そして、問題なのはインフラが止まったり、サービスが低下すれば、利用者も逃げるため、インフラへの投資を続けることが求められる。

実は、PCサイトビューアだった、携帯だった頃までは携帯会社は楽だった。なぜなら、自社のダウンロードサービスを使い、課金してくれた訳だ。要は、AppStoreに相当するサービスが携帯会社のiアプリのダウンロードサービスなどだったわけで、そこが収入源だった。

しかし、今サービスのほとんどは、Google、Apple、Microsoftに取られ・・・見る影もない。しかも、彼らはOSメーカーであり、インフラ投資のことなど何も考えていない。結果的に、通信トラフィックばかりが多くなる。そうなると、料金を上げるか、サービスを減らすしかなくなるというのが2010年代に入ってからの通信事業者の実体である。

それが未だに続いているわけだ。
それを、何とかするための手段が、オープンコンテンツサービスの充実なのである。ようは、Apple等に対抗出来るだけのオープンコンテンツを自社で持てば良いという訳だ。そうすれば、そのサービスの通信単価だけを無償化(定額化)しますと言えるわけだ。

その先の全ての通信でに進めるかどうかは・・・そこから競争がどのように広がるか次第だろう。LINEで満足する人が多ければ、その先には進まない。

そんなサービスに騙されないとか、LINEだけじゃ足りないと言った状況なら、さらに他のキャリアが全ての通信をもっと開放するかもしれない。ただ、後者だとしてもやはり、儲かるための仕組みは必要になる。


何より、LINEなどの事業者は自社回線を持っているわけではない。もしも多くの契約者がいた場合、ペイできるほどドコモなどの通信事業者から借り入れる回線コストを安く抑えられるかどうかは・・・未知数である。



私は、LINEを使っていないので、正直LINEの参入には興味も無いが、企業は利益を出しつつ需要を満たせる事業を徐々に広げていく。しかし、例えばドローンの問題のように、参入が増えたときに、法的に制限されたり、別の新しいサービスが、今までのビジネスモデルを壊して、潰してしまうことも多々ある。

それが、果たして思った通りに需要を満たし成長するかは、時が経過して見ないと分からないが、少なくとも再び囲い込み戦略が動き出しているのは確かだろう。そして、このサイクルは5〜10年程度のサイクルで回っていると思われるため、これが定着したら2020年〜25年頃に次の転換がやってくるのかもしれない。

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