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zoom RSS Webの閲覧と文書入力だけならSurface Bookはいらない

<<   作成日時 : 2016/02/06 10:42   >>

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タブレットになるパソコンが、いわゆるiPad Proのような純粋なタブレット市場を脅かし始めた。
NECのLavie Hybrid ZEROやソニーのVAIO Zなどは、クラムシェルノートでありながらタブレトにもなる。しかも、VAIO Zは、Iris Graphicsのお陰でGPU性能もそれなりに高い。

そして、先日Surfaceシリーズの新製品、Bookがお目見えした。しかし、価格は円相場の現実を見ると130円(発売時)想定で設定されており、円高傾向の今の市場から見ると、かなり挑戦的な値段である。まあ、いち早く試したい人には良いが、ちょっと買えない。あいつら、高いPCを見せびらかしやがって・・・と思う人もいるかもしれない。


そうパソコンは性能ではない。何にその能力を使うのかが大事だ。「タブレットの性能の違いが、作業の決定的差でない事を教えてやる! 」といってコストパフォーマンスの高い安物タブレットを使ってやれば良いのだ。

ということで、世の中は高級志向だが、このブログはちょっと市場から外れた話題を書いて見ようと思う。
格安クラムシェルタブレットのプロセッサ性能(スペック)についてである。


キーボードも搭載されていて、着脱できるなら、別にSurfaceでなくともよい。問題は、性能が足りているのか、動画は再生できるのかなど、条件を満たしているのかどうかである。最近多く見られるAtom Z3600/3700、x3/x5/x7などの製品は、実用に耐えるのか悩むところである。

画像


そして、ネット上にある情報の多くは、特にHD動画再生が出来るとか出来ないとか・・・いろいろあって分からないという人も多いだろう。そこで、今最下限レベルのタブレット向けx86プロセッサについて書いておこうと思う。

ここ最近最も性能の低いプロセッサとして使われているのは、Atom Z3735Fである。1.33GHzで動作し、TB(ターボブースト)によって1.83GHzまでの動作に対応。4コアのOut-Of-Order型プロセッサである。
比較対象は、ハイエンドクラスのCore i7 6700HQにしているが、これは手近にデータがあったからだ。基本的に、実装されるアーキテクチャはCore iシリーズでは普段使いにおいては、似たり寄ったりである。ちなみに、6500Uシリーズと比較したいなら、Hybrid ZEROとVAIO Zの記事で書いている。


CPU名称 Mobile Core i7 6700HQ Atom Z3735F(SoC)
開発コードネーム Skylake-H BayTrail-CR
Processor Architecture x86/x87/x86-64 x86/x87/x86-64
製造プロセス 14nm 22nm(LP)
コア数/スレッド 4/8 4/4
ベース周波数(定格) 2.6GHz 1.33GHz
最大周波数(TB) 3.5GHz 1.83GHz
L1データキャッシュ
L1命令キャッシュ
L2キャッシュ
LLキャッシュ
32KB×4
32KB×4
256KB×4
6MB
24KB×4
32KB×4
1024KB×2
DMI 8GT/s SoC On Chip Bus
TDP
組込オプション
SIPP
45W
×
×
2.2W(SDP)
×
×
命令セット
FMA
SSE
AVX
AES-NI
TSX-NI
SGX
MPX
TXT


4.1/4.2
2.0




×

×
4.1/4.2
×

×
×
×
×
対応メモリー
DDR4
DDR3L
LPDDR3
ECC対応
Channel
最大帯域幅
64GB
2133
1600
1866
×
2
34.1GB/s*
2GB
×
1333(Reduced Standby)
×
×
1
10.6GB/s
GPU Intel HD Graphics 530 Intel HD Graphics
動作周波数
最大周波数
Unit Num
専用VRAM
動的VRAM(メモリ共有)
Shader Engine
350MHz
1.05GHz
24EU

1.4GB(DVMT)
9 Gen unified Shader Unit
311MHz
646MHz
4EU

1GB(DVMT)
7Gen Unified Shader Unit
API_DirectX
API_DirectX_FL
API_OpenGL
API_OpenCL
12
12_1
4.4
2.0
11
11_0
3.2
1.2
Video Encoding(ビデオ圧縮)
1080P
4K
H.264
H.265
iCVT/iCV HD



Hardware Acceleration
○(60P)
×

×
Video Decoding(ビデオ再生)
1080P
4K
H.264
H.265
iQSV


Hardware Acceleration
○(60P)
×

×
PCIe Rev.
レーン数
PCIe構成
双方向帯域幅
3.0
16
1×16,2×8,1×8+2×4
32GB/s
×(未実装)
×
×
×
チップセットサポート Intel CM236
Intel QM170
Intel HM170
On silicon(SoC On Chip)
SD Controller Host No implementation SD3.0
USB※
最大ポート数
・最大USB3.0
・最大USB2.0
3.0/2.0
14
8-10
14
2.0 Only
3
0
3(2 Host + 1Device)

*DDR4-2133の2チャンネル接続時、DDR3Lの最大は25.6GB/s、LPDDR3では29.8GB/s ※Core iはチップセット側でサポート。




上記を見て、Z3735FはWebの閲覧と動画の再生/録画程度の用途なら十分な性能を持っていると分かるだろう。
ただ、実装できるメモリの上限が2GB迄であるため、OSは32bit版が組み込まれることが多い。64bitCPU(x86-64)の命令と、拡張されたレジスタは内蔵しているので、64bitOSが実装されるのが本来は好ましいが・・・。市場で出回っているタブレットでは32bit版のWindowsやAndroidが搭載されていることが多い。

尚、インテルスマートキャッシュは実装されていない。また、2次キャッシュは2コアで共有するのがBayTrailの特徴である。Core 2シリーズのような構成といえば分かり易いだろう。(性能もそれに近い)
CPU処理では、AVXは搭載されていない。AES-NI(AES暗号化の高速化)は、Webの暗号化などで多く使われているため、搭載されている。

消費電力は非常に小さく、ここには書いていないが希望小売のお値段は18ドルである。Core i7 6700HQはチップセットとセットで430ドル近いため、10分の1以下のお値段でお値打ちである。これが、3万円台〜販売される理由も分かるだろう。

<世間で誤解記事の多い、動画再生支援>

そして、GPUは第7世代のIntel GPUをベースにしている。そのため、Windows10でも特に問題なく運用できる。Core i 4000時代といえば分かり易いだろう。ただ、クラスタユニットの数は4つと少ないため、性能は低く、ストアアプリ(UWP)を動かすなら特に問題はないが、PCゲーム(Win32/64ゲーム)を動かすには向かない。
オフィスワークや、Web参照なら十分である。

動画再生支援機能は、世間ではフルハイビジョンの録画(圧縮)・再生支援はないと考えている記事もあるが、これはIntel Clear Video HD TechnologyとIntel Quick Sync Video technologyを搭載しているかいないかの話である。確かにこれらの機能が搭載されているという記載はどこにもない。だから、ハイビジョン(1080iや1080P)の動画はCPU処理になり、十分な性能で再生できないと思う人がいるのだ。

しかし、このAtom Z37xx (Type3 SoC製品)では、ハードウェアエンコーダーとデコーダーが搭載されており、これによって1080Pの動画再生と圧縮/録画をサポートする。これは、オンライン動画の再生支援や、ブルーレイディスクの再生支援としても使える。ただし、4KとH.265には対応しない。
2台分のカメラISPも実装されているため、最初からタブレットに実装されることを想定した製品と言える。


<USBポート数は少なく、仕様上の制限がある>

3735Fでは、USB3.0に対応していない。しかも、ポート数は内部が1、外部が2という構成になり、実は電源を入れるときや切るときに接続しておける機器の数に制限が生じることがある。要は、ハードウェアの仕様として、周辺機器を繋いだままだと、動作がうまくいかなくなることが希にあるのだ。これは、SoCの仕様である。



<ビジネスでも文書ばかりの用途なら・・・Atom Z3000シリーズでも十分>

長く使えるかは、分からないが1年使うにしても、3万と30万では、大きな差である。ただ、Webしか扱わないような人にとっては、Atom Z3000や4000シリーズは、十分な戦力となり得るだろう。

ただし、やはりグラフィックス処理には向かないのは間違いない。また、パフォーマンスの割にバッテリの持ちが良いのも、上位製品の強みである。格安製品はバッテリの持ちは4-6時間も持てば万歳という製品が多く、充電時間が5〜6時間(急速充電機能なし)という製品も多いので、あまり外出先で多用する人には向かない機種もあるので、注意した方が良いだろう。



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