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zoom RSS Android用プロセッサ、Snapdragon(スナップドラゴン)810について

<<   作成日時 : 2015/01/21 12:58   >>

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最近は、流石にSnapdragonを低性能と言う人はほとんどいなくなったが、Tegra製品が出回りはじめた頃は、Tegraが良いと言っていた人も多くいた。グラフィックス性能はSnapdragonは低いという話もあった。実際には、極めて大きな差でもなかったと言えるが・・・。

Androidシリーズは、暫くお預けになると思われるので(今後はきっとWindows10)、Snapdragon 810について書きたいと思う。

まず、Snapdragonとはなんぞやという話である。
Qualcommが開発してる携帯情報端末(主に携帯電話向け)のSoC(システムオンチップ、端的に言えばシステムLSI)のブランド名をいう。基本的に、この製品はモデムとアプリケーションCPUがセットになっている。ただ、制御CPUは別立ての製品もある。(最新の製品では、制御CPUも一体化されはじめている)
携帯電話向けでは世界で初の1GHz駆動を達成したことで有名になった。携帯電話に高性能グラフィックスを与えた(Adreno 200<AMD Z430>)のもこの製品と言って過言ではない。そして、携帯電話時代から高性能を買ってきた人は、このSnapdragonをスナドラという場合もある。

-ここからは旧情報を含んでいる最新の情報が必要ならこちらを確認してほしい-

そのSnapdragonの最新製品が810である。
製品の正式モデルはMSM8994という。※赤字は性能が上がった部分。


CPU部(アプリケーション汎用演算部)
動作クロック:最大2.8GHz(動的クロック制御)
命令セット:ARM v8A
演算幅:64bit
製造プロセス:20nm
基本設計(マイクロアーキテクチャ):Cortex-A57とCortex-A53の異種混合2種類
コア数:4+4(グローバルタスクスケジューリングによる異種混合Octa Core/8コア、同時利用可)

GPU部(グラフィックス)
開発名称:Adreno 430
陰影処理構成エンジン:Unified shader
動作クロック:650MHz
APIサポート:OpenGL ES3.1、OpenVG1.1、OpenCL1.2、Direct3D 11.2

DSP部(デジタルシグナルプロセッサ、シグナル演算、モデム等制御演算)
名称:Hexagon V56
動作周波数:最大800MHz
LTE通信モード:Advanced CAT9 (300Mbps以上?)
カメラエンジン最大処理解像度:5500万画素 14bit Dual ISP
USBホスト:USB2.0/3.0両対応
GPS装置:IZat Gen8C(GPS/Glonass/Baidou/Galileo)
RF:Qualcomm RF360

MCH部(メモリコントローラー)
対応メモリ:LPDDR4 1600MHz Dual Channel Support

その他特記事項
・Dolby Atoms(ハードウェアサポート)
・無線LANにWiGig(IEEE802.11ad/60GHz帯域)への対応が可能(ハードウェア対応)。
Bluetooth4.1サポート(IPv6、接続の改善、通信干渉の低減など)
・H.265/HEVCのエンコードとデコードをハードウェアサポート。
・eMMC 5.0対応(HS400モードによる400MB/s転送に対応)、SDカード部UHS-I対応
4K動画(撮影・再生、H.265/HEVC)への完全対応。


※2月3日報道資料では1.5GHzのA53と、2GHzのA57の組み合わせ

ちなみに800/801の場合はどうなるか
製品の正式モデルはMSM8x74Ax。尚、最初のxは2、6、9のいずれか2015年1月現在。
最後のxはA、B、Cのいずれか、2015年1月現在。


CPU部(アプリケーション汎用演算部)
動作クロック:最大2.5GHz(動的クロック制御)
命令セット:ARM v7-A
演算幅:32bit
製造プロセス:28nm
基本設計(マイクロアーキテクチャ):Krait 400
コア数:4

GPU部(グラフィックス)
開発名称:Adreno 330
陰影処理構成エンジン:Unified shader
動作クロック:450〜578MHz
APIサポート:OpenGL ES3.0、OpenVG1.1、OpenCL1.1、Direct3D 11.1

DSP部(デジタルシグナルプロセッサ、シグナル演算、モデム等制御演算)
名称:Hexagon V50
動作周波数:最大800MHz
LTE通信モード:CAT6(150Mbps)
カメラエンジン最大処理解像度:2100万画素 Dual ISP
USBホスト:USB2.0/3.0両対応
GPS装置:IZat Gen8B

MCH部(メモリコントローラー)
対応メモリ:LPDDR3 933MHz Dual Channel Support

その他特記事項
・Bluetooth4.0
・eMMC 5.0対応(HS400モードによる400MB/s転送に対応)、SDカード部UHS-I対応
・4K動画撮影対応(H.264/AVCのみ)、H.265/HEVC対応(1080Pまで対応)。



CPUは劇的に性能が上がることになる。しかも、A53のコアが動いていると、A57が使えないという設計ではなく、
同時に異なるプロセッサが演算できるように設計されているため、高速化はこれまでとは比ではない可能性もある。

また、映像処理のDSPエンジンも大幅に機能強化され、4Kに完全対応する。
それに加えて、グラフィックスの対応APIも地道に更新される。GPSセンサーデバイスは8Bから8Cへ何かが変わるのかわからないが、更新される。メモリは一気に倍近い帯域へと強化される。
LTEの対応通信速度は倍になる。

GPUのAdrenoは、知らない人もいるだろうが、元々はATI Technologiesの携帯情報端末向けグラフィックス事業を、AMDから買い取ったものである。要は、RADEONの組み込み向けをQualcommが買って導入したのが始まりである。
最初のAdreno 200はもともとの開発はAMDではZ430という製品である。

そのため、Tegraと比較しても決して悪い性能ではない。ただ、最新のTegraはグラフィックスにかなり投資しているので、負けるだろうが・・・。通信モデムなど全体を総括すると、Snapdragonは性能が良いのである。
だから、売れるのである。

あとは、OSが64bitに対応しアプリケーションの互換性が十分あれば、Android端末は今年、今まで以上に快適な製品に仕上がるかもしれない。5.0の安定性を登場までに整えていてほしいものである。

心配があるとすれば、Snapdragon 810は発熱が大きいという噂があることだろう。
これが、問題ないレベルなら、今年はハイエンド機の買い替えには絶好のチャンス到来となるかもしれない。

このように、Android(Windows製品でも使えるが)関連の製品性能が上がるということは、iPhoneもメモリなどこれまで触っていなかった部分でも、性能向上をすることになるだろう。

-2月3日追記-
CPUのクロック性能は、最大2.8GHzとなるという予測だったが・・・。
当初予定より引き下げられている。この辺りは発熱の影響があるのかもしれない。



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Snapdoragon 810 情報追記
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